2011-01-01から1年間の記事一覧

小学校の頃の本

ぼけっとしつつ本棚を見て、(あぁ、そういえばあの本はあれだったよな……)とか思い出すのが割と好き。

とても嫌いな夏なので

夏が嫌い。季節について聞かれたらまずこれを思い出すし、言っている。 汗っかきなので汗が止まらずに嫌だし、寝るのが好きなのに寝苦しくて嫌だ。あんまり寝てないと体調も悪くなって調子も悪い。 ただ、なんとなくだけどそれだけじゃないような気もしてき…

「殉死」のあとにこれという

こころ 夏目漱石こころ (新潮文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/03メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 370回この商品を含むブログ (438件) を見るたとえみじめでも、強くなんてなくても、 生きてさえいてくれればそれでよかったのに。

いまここも見られているわけです。

新刊が出たら買う、ということは実はあんまりしたことがないのです。 笙野さんの新刊を買うのもこれが、えぇと、二冊目? 人の道御三神といろはにブロガーズ 笙野頼子人の道御三神といろはにブロガーズ作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2…

運が良いという運の悪さ

小伝馬町にある十思公園には乃木希典の碑があるのですが、先日そちらにいくと、地震の影響か石塔が崩れていました。殉死 (文春文庫)作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1978/09/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブロ…

それなり以下くらいには

働き(!)始めてからから、やっぱり忙しいです。 まったく時間がないってわけじゃないけど、時間を作ったときの影響を避けたいくらいにはいろいろとありました。女王陛下のアルバイト探偵 大沢在昌 女王陛下のアルバイト探偵 (講談社文庫)旅をする裸の眼 多…

星を追う子供感想

星を追う子供」を見たら感想を書きたくなったので思わず久しぶりにログイン。しかし、ひどい映画。映画として最悪の部類に入る所を、いままで培ってきた映像技術やら音楽技術やらがこの作品の評価をその一歩手前に引きとめてくれたように見えました。新海誠…

亡くなった人のブログをたどっていくということ

ドリーミングオブホームアンドマザー 打海文三ドリーミング・オブ・ホーム&マザー作者: 打海文三出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/02/21メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (15件) を見る再読。亡くなってもう結構な時…

風の中に一人

多和田葉子 文字移植文字移植 (河出文庫文芸コレクション)作者: 多和田葉子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1999/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (15件) を見る私たちはだれもが一人きりだということを、 たぶん本当は…

破天荒系主人公が嫌いだ

タイトルのようなことを友人に話したもののうまく伝えられなかったです。「桃太郎がイヌキジサルを連れて行くのが卑怯だ、ってこと?」 と言われたのだけどこれは違うと思える。 桃太郎は、勝利する。鬼は敗北する。 桃太郎においてはそれはもう確定していて…

世の中金か、それとも

今日秋葉原の某電気店に行ったりしたのだけど、 欲しいものは、少し形が違っていたり高かったり。 結局自分のためには買いはせずに、頼まれ物だけ購入。 その途中でパソコンのソフトも見に行ったのだけど、 ああいうものも好きだなぁ 、と改めて実感。 一つ…

あんぽんたん

だいにっほんおんたこめいわく史 笙野頼子だいにっほん、おんたこめいわく史作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/08/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 110回この商品を含むブログ (47件) を見る二月は忙しすぎて、本あ…

「普通」の男

絶叫師タコグルメと百人の「普通」の男 笙野頼子絶叫師タコグルメと百人の「普通」の男作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/04/21メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (34件) を見るカニバットからの流れで…

しかし、それもまた別のこと

息を吐くように嫉妬をする僕は呼吸をするのが苦手です説教師カニバットと百人の危ない美女作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1999/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 8回この商品を含むブログ (19件) を見る

再び会える時まで―おやすみ、水晶

今日の朝四時半に目が覚めて、起きた瞬間にヒーターの中の油? がボコリと音を立てた瞬間に「はっ、誤読の可能性!」と何かひらめきが来たのですがまったく意味が分からない。 起きた後も(誤読… 誤読…)と言葉が頭を巡って、それから思ったのが、 作品その…

なんだかかんだか

今日は哲学系のテストがあって、それから昼につけめんを食べて、少し人に連絡するだけして、それ以外はずっと本を読んでました。 資格の勉強が差し迫っているというのに、ちょっと最近ほっぽりぱなし。 朝が早いのでそのあと用事を入れると午後の昼寝が長い…

バランスがとても難しい

自立も、自律も、 評価されてはいけなくて、それはとてもとても困難。 本ばかり読んでいるのもよくないようには思うのですけどね。 一応バイトはしているものの、コミュニケーション的には少ないし、 かといって誰かのためじゃなくて自分のために時間を使え…

逆転国家創生記

確か高校二年の春休み、 家に引きこもって一日中、本を読み続けたことがあって。 今日はその時を思い出すくらい本としか向き合いませんでした。夜のみだらな鳥 ドノソ夜のみだらな鳥 (ラテンアメリカの文学 (11))作者: ドノソ,鼓直出版社/メーカー: 集英社発…

なにもしてない

タイトルが身にしみる一月。なにもしてない 笙野頼子なにもしてない (講談社文庫)作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/11メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る