再び会える時まで―おやすみ、水晶
今日の朝四時半に目が覚めて、起きた瞬間にヒーターの中の油? がボコリと音を立てた瞬間に「はっ、誤読の可能性!」と何かひらめきが来たのですがまったく意味が分からない。
起きた後も(誤読… 誤読…)と言葉が頭を巡って、それから思ったのが、
作品そのものに触れるより、そうじゃないほうが時に真をつく事があるという感じのこと。
なんかそういう、すれ違いの悲しみを見た。
おはよう、水晶―おやすみ、水晶 笙野頼子
- 作者: 笙野頼子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
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文体がとてもゆっくりしていて、
ここまでやってきたのか、となんだか思いました。
まだまだ本はあるのですけどね。
けどまぁなんていうか、追いついた、というか。
過去について思うこと。なのでしょう。
過去は不意にきれいで、でもただそれだけじゃなくて、
忘れた記憶に虫が湧いても、確かにおかしくない。
思わせるだけの何かがあって、そういうのが心地よくしみいる感じで。