考えたってむーだー

今までの人生で何回も突入した「自分の中ひきこもり期」をまた脱出できたみたい。
そういう時期が終わるたびに思うのは、自分はやってみないと理解できない人なのだよね。理論とか説明とか聞いても、いまいち実感として取り入れられなくて、失敗したりなんだりして骨身に染み込ませないと出来ない、というか。

「自分の中引きこもり期」の特徴としては、情報を取り入れなくなることとか、視野を極端に狭くすることとかで、布団の中にくるまってぐるぐる悩み続けるっていう感じになる。それはそれで自分の中で原点回帰したりするのはいいんだけど、どこまで行っても結論はでないし、だんだんめちゃくちゃな極端だったり、意味が無いくらい普通になって終わっちゃう。
特に今回は仕事があるから中途半端な状態が長く続くような感じ。学生の頃は一日中布団に籠もるみたいな感じだったけれども。

その上で思ったのは、自分の場合はいろんな事をやったり、読んだり、書いたり、もっといろんなことやって、いろんなこと思って、っていうのをちゃんとやっていかないと、結論がぐるぐる回転し始めて不毛になるってこと。
たいてい自分の中のひきこもりから脱出すると、周りが良い物ばかりに見えるのだけど、いつもそういう視点で周りを見ていたな、と思ったりする。

仕事でも似たような事を思うことがあって、今の仕事になってからもうすぐ一年くらい経つのだけど、ちょうど新しい人が来たので自分が教えることになっているんだよね。最初はまったくわからなかったけれども、やってみてやってみて、咀嚼した上でなんとか今ものにできていて、やっぱりやった分は身につくのだなぁ、と思ったりなどしてる。