失って残るもの。

久々な気がする。

最後の物たちの国で (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

最後の物たちの国で (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

旅行先の岡山で目に入って購入した本。前に書こうとした話に、筋が似ている部分があって、思わず買ってしまった。
「最後の物たちの国」に行って連絡が取れなくなった弟を探しにでかけた”私”が、”貴方”に向けて書いた手紙の形式。
退屈な人には退屈でしかない、そう言った類の本だと思う。なにせ、最後の物たちの国では、全てのものが失われていく。それは”目的”にも当てはまる。
けれど、失われて失われてそれでも残るものが、確かにあるのだ。

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清く正しく健やかに

土曜日は名探偵コナンの映画を姉弟で見に行き、その後実家に寄ってから帰る。
日曜日は試験を受けた後に、皇居をNくんと散歩し、お酒を飲んでかえる。
充実している週末でしたね。


コナンの映画の感想とか、その後の買い物とか、実家でのこととか。
試験のことや、散歩の時のことや、その後の話やらやらやら、話せる内容はあるのだけれど、こうもまとまって入ってしまっていると、語りにくいような気もする。


これだけ色々やっていても、ストレスをそこまで感じる部分がなかった辺りで、少し成長したな、と思う。
出来れば、これからも清く正しく健やかに生きていきたい。
まずは今週一週間から。

こうして色々な予定が入るのは、あるいは春だからなのだろうか……?

雨の中くるくる回るくらいの

新しい職場ではいきなり業務に入ることになっていて、それの不安で頑張って勉強してたら何だかほめられた。
この人は当たりだな、と思われるというのは、かなり嬉しい。前の職場を経験したというのが大きいだろうし、これからはわからない。
それにしたって、嬉しいぞ!


なんだかんだで楽しく過ごせるんじゃないかという予感がしている。なんと言っても人が良い。年齢には幅があるけれど、皆気のいい人ばかりだ。いや、前の職場もそうだったけど、話しやすさとかが何か違う。
今の職場は皆が皆、いる期間が長くて、その余裕もあるのだろうか。前の職場はなんだかんだで、その場所に長居している人が少なかったし・・・
*1


出来るなら、楽しいまま長く過ごしたいものである。

*1:職業柄仕方ないし、今の場所の方が変なくらい

いなくなってしまう、あなたと。

ヤニーさんは今週でいなくなってしまうのです。
水曜日、歓送迎会があって、主役は4月に来た私と、ヤニーさん。


ヤニーさんはなんだかゆっくりとした人で、何かやりたい時には肩透かしを食らうような時もあったりする。先輩の柴田さんにそういう話をすると、ヤニーさんの良いところは「ミスをしないところ」なのだそうだ。そういう部分を見る機会がなかったというのもあるけれど、悪い方に捉えていた自分が少し恥ずかしくなった。
それと柴田さんは、組織全体のことや状況のことによく気がついていて、周りのことをよく見て、よく気がつく人だな、と思った。さらにいうと、気がついた上で、自分の考えとのバランスがとれているような気がする。


ヤニーさんとは二週間の縁で、それが残念に思う。
同じ場所でずっと同じ人と過ごす職場もあれば、転々とするのもあって、自分の思い通りになるかはわからないのが、社会人なんだな、と思う。その割に見通しは悪くて、なんだかなぁと思う。
今いるところは電話がかかってくることも多いのだけれど、その人にとっては数分のつながりで、けれど「ありがとう」とか「助かりました」とか言われて、モチベーションが上がったりする。そういう意味では、ありがたく思われる立ち位置なのだろうと思う。
長く関わってもプラスの影響を受けられないこともあるのに、数分でそんな大層な言葉をもらってしまって良いのかな、と考えないこともない。もっと頑張っていて、感謝を受け取るべき人がいるんじゃないかな、とかね。

鼻血、その素晴らしきおじゃま具合

鼻血の面倒なのは、本人の頭自体は平気ってことなのである。
血というインパクトがあるから騒がれるけれど、痛みとかはないし、命の危険とかがあるわけでもない。それなのに無視するわけにもいかず、隠そうとしても勝手に出てくるのである。
実際、どんなに外面をつくろっても、鼻血をだしたら「鼻血男」に成り下がるのだ。鼻を小突くだけで、プライドなんかももぎ取れる。


自分は去年くらいから花粉症になって、それ自体はそこまで酷い症状にはならない。ただ、それと鼻炎がかかってくると、一気にひどい状況になる。
それで鼻をかみすぎると、鼻血が出やすくなる。こうなると三重苦で、鼻水が出てきているのに鼻血のせいで強く鼻を噛むことができなくなったりするのだ。
そもそも起きそうな前兆は少し前に感じていた。


お風呂から上がった後、腕に血がついているというのは、随分ぎょっとするものである。こういうことは、長い鼻血人生の中でもそんなにない。奥のほうで鼻血が出ると、「血の気配」を感じて、上手くすれば鼻の中で全ての問題を解決できたりするのだ。
そういう気配がない、外に近い場所での出血は、とてもめんどくさい。なにせ外側に近いから、知らぬ間に出ている。
お風呂場の時も、もしかしてと風呂場の中を確認したら、点々と血の跡が残っていたりした。こういう時、もし自分の部屋で殺人事件が起きたら、鑑識を戸惑わせるだろうな、といつも考える。


今日の仕事中にもそんな鼻血の出方をしてしまって、他の人との用事があったというのに、タイミングを逃すことになってしまった。本当にこれは存した気分になって、鼻というものの構造自体に疑問を覚える。

自分の鼻は特に構造が悪いらしい。というのも、骨の位置がおかしいらしく、尖った骨が皮のすぐ近くにあるとかなんとか。数年前に、その手術をする? という風に言われて断ったのだけれど、鼻血が本当に出なくなるなら、正直やっておくべきだったかな、と今は思う。
なにせ若いころならともかく、年を取るごとに鼻血で失われるものが多くなってくるような気がするのだ。けれど、そのためだけになにかするのも、というわけでなにもせずに、このまま過ごしていくのだろうと思う。

勉強! 勉強!

今日は午後に、チームメンバーの方から仕事の話を聞けるというので、朝から早速予習に励む。一行書くのに二回くらい意識を落としながら書いていたせいで、ノートを見返すと同じ言葉を二回続けて書いていたりしていた。
自分の覚え方というのが、ノートにまるっきり書き写すというものなのだけれど、これの効率がいいかは正直わからない。けれど、読むだけの時に誤読することが多いので、時間が掛かっても慣れた方法でやるほうがいいのだろうな、と思ってせっせと書く。今回は時間があって良かった。


資格を受けるときもとにかく書くようにしていた。またもうすぐ試験があるので、家に帰ってもすこしずつ書いている。ただ今回は時間が取れなかったので、試験前の確認メモのようなものだけやろうとしている。それだって結構大変で、今のペースだと多分終わらない。
試験自体は、記念受験というか、次に向けての踏み台にするつもりである。


実は勉強をあまり嫌いに思ったことはない。ただし数学と英語を除く。勉強というか、暗記だろうか。暗記するだけのものだったら、正直時間さえかければどうにかなると思っている。一日それに集中するとかはムリで、まぁ一時間くらいなら許容範囲な感じ。


次に受ける試験と、簿記と、それと英語をどうにかしよう熱が高まってきているのでそれ、とやりたいこと自体はそれなりにある。が、とりあえずは目の前の試験かな。できるだけあがこうと思います。

春のお片づけ祭り

定期的に色々なものを整理したくなる。この間も、引越しした直後に適当に詰めた本棚を作者名順に並べ直した。宮部みゆきなどは五カ所くらいにわかれていたのを一つのスペースに収めたりした。いつも通り、途中に本を読み返したりもした。今回は灰谷健次郎だった。兎の眼がまだ途中なので、いつか読みたい。*1


今日まずやったのは、ものを置く場所がなくなってきた机。ご飯の時だけ適当に物をどかすような状況はよくないと思っていたのだ。3月に旅行に行った時の紙やらをまとめて捨てる。
机を片付けているとコタツ布団が目に入る。暖かくなってきたこともあって、コタツの電源は最近いれてない。
もうそこまで寒くなることはないだろう、とコタツの毛布を取っ払った。とりあえず外に引っ張り出して叩いたりはしたけれど、洗ったりしたほうがよいかと思ってこのあたりはひとまずたたんで終了である。
ついでベットの掛け布団に手をかける。自分が使っているのはよくCMでやっている、春用と冬用の二枚がくっついている羽毛布団なので、それを二枚から一枚にした。
これから寒くならないことを祈るばかりである。


掃除の合間にハードディスクの整理もした。今期のアニメなどが始まったので、前の週の結局見なかった番組などを消した。それと映画も時々撮りっぱなしにしているので、大して興味がないものについては消してしまった。
前の時は引っ越したばかりということもあって録画を逃したものも多かったけれど、今期は見たい番組を見逃さないようにしていきたい。


その後掃除機をかけたり、ゴミをまとめたりして、今日の掃除は終了となった。かなりすっきりした。一番の理由は、コタツ布団がなくなったからだろ思う。これから暖かくなってきても大丈夫な、春バージョンという感じがする。


夜になって貯めていた家計簿をつけたのだけれど、年間の記録が埋まっていて驚いた。もう1年以上つけていることになる。ひとり暮らしをするために始めた家計簿だけれど、本当に役立っている。サボったせい使途不明金が結構な金額になってしまっているので、本当に分析できているわけではないけれど、なんだかんだで足跡が残るのが嬉しい。


反対を押し切らなかったら、早くても今年の夏にひとり暮らしをすることになったわけで、今の生活を考えると、本当にひとり暮らしを強行してよかったと思う。一人暮らしを始めてから、「実家に入ればよかった」と思うことはほとんどなかった。朝起きられない時くらいだ。どんなに仕事が辛かったりしても、実家に戻ろうとか考えることはほとんどない。
思い返してみると、この部屋で嫌なことが起こったことはない。この状況をつづけていきたい。


この部屋で過ごす季節はようやく半分が過ぎたくらいで、これからの季節がどんなふうになるのか楽しみに思う気持ちはある。
自分の部屋は南向きで窓が南と西に付いていて、今日掃除をやっていて、部屋の中がかなり熱くなることに気がついた。春はまだしも、きっと夏は酷いことになると思われる。

*1:そう思いつつ一気に揃えることはしないで、ちまちま本を買っていたら、幼年編のⅡを二冊買ってしまった。