自堕落の日

何もする必要がないと本当に何もしないのが私なのである。


2度寝して、11時ころに目が覚める。そしてスパゲッティを作って食べる。ミートソースが二人前だったので、二人前を皿二つに分けて食べる。
ただ、それだけだとなんだか物足りない気持ちになってきたので、冷蔵庫に入っていた納豆を取り出して、おつまみ替わりにしながらネットをぶらぶらする。
最近納豆単体でもおいしく食べられるようになっていて、ちょっと物足りない時に食べてしまう。ご飯中心の生活をしていないときは割りとあまりがちというのもあって、納豆がある場合が多いという事情もある。

納豆を食べきっても、なんだか物足りない。けれど冷蔵庫にはもうおつまみのようなものはなかったので、仕方なくさんまの蒲焼の缶詰を開ける。これがまた美味しいのだ。
缶詰は非常食として引っ越した時に多めに買ったのだけれど、最近は数が少なくなってきてしまっている。缶詰系はおつまみとして本当に優秀なので、非常食になるのか不安である。


だらだらすると眠くなってきたので、せっかくだし寝ようとするけれど、食べ過ぎて眠れない。20分くらいゴロゴロしたあと、仕方なく起き上がる。


その後5時くらいに、残り少なくなっていたキムチを食べてしまおうかと考える。けれど、夕飯を食べるとしたら、微妙な時間だった。
そんな訳で、ご飯を解凍して夕飯にしてしまった。ご飯とキムチと冷凍の唐揚げだけで手抜きをして、かなり楽ではあった。


この時間にこんな内容を書いてしまったから、お腹がすいてきた。
けどさすがに面倒なのでこのまま寝よう。
こうして振り返ってみると、今日一日で確実に太ったと思う。なにかしないとさすがにまずいかな、と思わないでもない。

Tさんのこと

職場でのやる作業がなくなってしまった。資料を読んだりとかそういうことしかできないのだけれど、ほとんど読みきってしまって、あとは復習をするしかない、という感じになった。
前の職場では日々のタスクに溺れていて、定時がただの区切りになっていたけれど、今日なんかは早く定時にならないかな、なんてことを考えていた。
暇だったせいか、今日は前の職場にいたOJTの、Tさんのことを思い出していた。


Tさんと自分は少し似ている部分はある。それは飲み会とかでお酒を注いだりするタイミングとか、エレベーターですぐに開閉ボタンのところに入ったりする、とかそういうところ。
ただ、気を使うにしても差があって、Tさんの気の遣いようはある種徹底している。鍋をやるなら全てコントロールする。
自分で言っておいてだけれど、自分はそこまで気は使わない。そこまで徹底できないというのもあるし、徹底しすぎるのもよくないと思っている部分もある。


Tさんは論理性や知識で人と付き合う人だった。学生時代だったら、イジメのターゲットになったりすることを論理性や知識で回避しようとする、そんなタイプに見えた。Tさんの資料にミスはほとんどなく、話題を出すと持っている知識を展開してくれる。
マイナスの意味だと論理性しかなくて、問題追求は答え合わせのようになる。要するにこちらのことを見ていないように見える。人に教えるときも、教えられる方が覚えられたかどうかよりも、教えているTさんが覚えられるだけの教え方だったかどうかを重視していたようにも思う。


他の人が進めやすいように環境を整えるようなことで、プロジェクトに貢献するようになりたい、とTさんは言っていた。Tさんの特性に合った良い選択のように、半年間しか一緒に居なかった自分も思った。
ただTさんの短所はそれの邪魔をするように思った。
Tさんは、自分で自分のことを毒舌だという。相手を傷つける言葉を厭わない、という点ではたしかに毒舌なのかもしれない。Tさんの毒舌は、たいてい相手をなぶるようになる。


なにがいいたいかもわからなくなってしまったけれど、Tさんから得たものはいろいろあって、けどもうあんまり一緒に仕事をしたい感じではない。それがTさんのこれからを暗示するようにも思うのだった。

食事っていうのは

朝、仕事に行く途中でネクタイをしていないことに気がつく。今までずっとつけていなかったから、まったく違和感がなかった。*1駅で買えるか不安だったが、予想以上に豊富な品ぞろえ。さすが大きい駅は違う。とりあえず今日はそれをつけて、明日以降はネクタイはカバンに呼びを入れておくことにした。


会社に行くと、柴田さんが休みだと告げられた。ちなみに明日もあさってもという話だ。作業自体は大丈夫だけれど、作業室に入れないので、ご飯の時が困る。ヤニーさんにそのことを告げると、入るときは呼んでくれれば、とのことだった。一応、席にいる時間を聞いたが、正直めんどくさい。結局、開いた瞬間に滑りこんだりして解決した。

そんなこんなで昼休み。柴田さんが居ないので一人でご飯である。お昼に一人というのは久しぶりで、少しだけ気まずかったりもした。まぁそれも、食堂が混んでいるからで、そこそこの空き具合なら余裕だと思う。ただ外に出て食べてもみたい。値段が高いらしいが。


午後も午後とて勉強に励み、それなりの手応えが出てきた所で、今日も仕事終了。なんとも楽な仕事である。それも今だけだと思うと、より愛しく思える。
もしかしたら早く帰れるのは今だけかもしれない、ということで近くのラーメン屋に向かうことにした。前の職場のTさんと一緒に行った場所で、人がとても並んでいるのである。普段は面倒なので並ばないけれど、早帰りに気を良くしていた自分は並ぶことにした。


食事というのは栄養的な価値もあるし、飢えをみたすという価値もあるけれど、食べ終わった後に幸せな気持ちになるという価値もあると思っている。そんなわけで、今日並んだのは失敗だったと思う。というか一時間も並んで、幸せもクソもないな、と思う。
まぁラーメンにこだわりのある方々にとっては並んで食べても良いのかもしれないが、一時間並んで千円払って食べるラーメンよりも、家で適当に食べるインスタントラーメンのほうが、幸せになれる。自分はそういうおめでたい人間なのだな、と改めて認識した。


自分が並んでいる前には新大学生が、後ろには新社会人がいたのだけれど、彼らの若干初々しい言葉に、(そういえば、自分はこういうのがあるから春は好きじゃなかったな)と思いだしたりもした。彼らの未来に幸が多からんことを。

*1:それをつぶやいたら床さんに「かわいそう伝説が増えるかと」と言われた。さすがにいつもつけてるなら忘れないだろ…………

生き方の問題

新しい職場に出勤二日目。今日は迷わなかったので、昨日と同じ時間でも間に合った。受付も一人で行ったが、担当者は必ず必要で、しかも書くだけでなく確認を取る必要があるらしい。今日は結局受付からヤニーさんを呼び出してもらった。明日以降は、受付で待ち合わせをしようと、ヤニーさん。入館証は切実に早く貰いたい。とにかく明日はもっと早く起きる必要が出てきた。

早速勉強を始める。眠い。とにかく頭に入れようと書いたり、文に線を引いたりするが、眠い。持っていったお茶を飲んだりしたが、どうにも眠い。まだきたばかりなのだし、寝ている姿を晒したくはなかったのだけれど、時々意識が途切れている。


お昼休みは一個上の柴田さん*1と一緒に御飯を食べる。そこで話を聞くと、どうやらこの部署はそこそこ早く帰れる場所のようだ。柴田さんは、現在案件自体が上の工程で止まっていて、定時帰りが続いていたりするそうだ。
前の職場に一個上の先輩などは居なかったため、少し新鮮な気持ちで話をする。柴田さんは初対面では地味なイメージだったのだけれど、「根は派手」なのだそうだ。自分の会社とは合っていないだろう、という話をする。不意に多少真面目な話になり少しばかりドキドキした。
「うちの会社の人のは真面目な人が多くて、悪く言えば地味ですよね」と言うと、「けど、それはこの会社の人の良いところなんだよね」と言ってくれて、この人は良い人だな、と思った。


これから社会人としてどうやって成長したいかについての話もした。
「試験に受かったことしか武器がないと、それは試験に受かった人なら自分の代わりができてしまう、ということだから」とか、「英語は必要になりそう」とか、そういう感じだった。
その中で今の部署の話もあったのだけれど、もし本当にこの場所を理解して、それの専門になってしまえば、他には行けなくなる、という話になった。もし今の環境がいいなら、それをやるのもいいだろう、とのこと。実際先輩にそういう人がいて、もうすべてがその人の頭に入っているのだろうだ。
そういう状況が良い悪いではなく、自分をどこの環境で生きるのか決めること、手詰まりに前に先の道をどう進むかを考えること、そういうことが大事なのだろうと思う。


その後も勉強を続け、風が強いというので早めに帰った。やっぱり早く帰れるというのは幸せなことで、その点に関しては前の職場よりも今の職場の方が確実に良さそうだ。単純にお金よりも時間という考えではないけれど、おそらく普通の人よりも自分の時間が重要なのである。

*1:仮名。アンタッチャブルの柴田さんに似ている

変わるには良い季節

勤務地が変わる事になって今日が初めての出社だった。距離的には、10分くらい遠くなった。
前の職場に慣れてきていたのが、全然別のところに変わったのはたしかにマイナスだった。けれど、前の職場の先輩に苦手意識を持ってしまっていて、そこから関係なくなると考えるとプラスだったようにも思う。*1
そんなわけで4月が始まり、新天地へ。一つ学年が下の後輩達が社会人になるのと同じタイミングで、職場に行く途中にもおそらく新社会人であろう人をちらほら見かけた。


最近の自分には時間的な危機感がどうにも足りない。間に合うかわからないと考えてはいるのに、気持ちは落ち着いてしまっていて、慌てる気にならないのだった。初めて職場に行く日だというのに、今日もそれが出て、いつも通りの時間に自宅を出る。*2
致命傷だったのは、新しい職場の最寄り駅で方向を間違えたこと。元がギリギリだったので、仕方なく走る。途中、同じように急ぐ新社会人っぽい女性とすれ違う。応援するような気持ちになるものの、自分の成長のしてなさも思う。

結果的には、ギリギリで滑りこみセーフだった。そのまま中を案内されるが、セキュリティの関係で、まだカードキーは発行されていない。だからしばらくはお客様扱いで、部屋の立ち入りは自分ではできない。トイレは一人でいけないし、飲み物を買いに行くのもなんだか言いづらい。明日は飲み物を持って行こうと決心した。
業務に関連するもろもろは、申請を出してからしばらくしないと使えないので、使えるまでは業務知識の学習とのこと。とはいえ、あまり丁寧にレクチャーがあるわけではない。基本的には任されている感じになる。引き継ぎの担当者のヤニーさん(仮)*3にも仕事があるそうなのだけれど、直接話を聞いたりするのは一時間半くらいだった。
「丁寧じゃない」という印象なのは、前のチームと比べてしまうからかもしれない。前のところはそれなりにまとまりがあったのだろう、と今になって思う。こっちに来て、初めて作業室を見た時の印象は、随分と辛気臭い、という感じだったのも、ここに慣れればいつか普通になるのだと思う。
お昼ご飯も個々で食べるらしい。ただ、しばらくは自由に出入りができないので、職場の一つ上の先輩と行った。職場の食堂は、大学の学食に近い。一人で食べるとしたら、大学の頃と同じような感じになるな、なんてことを思った。みんなで食べるのと、個々で食べるので、どちらが性に合っているかといえば、後者なのだろうと思う。


とりあえず業務内容については、今日で少しだけわかった。ただ、後一週間もしないうちにある程度作業が出来るようになっていないといけないらしい。学ぶだけというのは実際つらい。主に眠いのがつらい。午後は意識が何回か飛びかける。そんな時間を過ごした後、ヤニーさんに業務についての話を聞く。ヤニーさんもそんなに理解できているわけではないとのこと。読んだりするよりも、実際にやってみないとわからない部分があるのだという。
まだ初日ということで、定時ちょっと過ぎに帰る。外が明るいうちに帰れるのは久しぶりだった。

新しい職場は風景が良い。なんだかんだで、新しい場所に来てよかった、のだろうと素直に思った。明日は迷わずに行きたい。

*1:とはいえ、自分から異動したいとおもったわけじゃなくて、もし異動しなかったら、徐々に徐々に慣れていくしか無いな、と思っていた

*2:一応、この時は間に合う計算だったのだけど

*3:昼ご飯はタバコ、とのこと。ちなみに教えてもらっている最中も、「タバコ吸ってくる」と何回か抜けたりした

「報告書に気をつけろ!」

「一年前に電話出来るとしたら、「報告書に気をつけろ!」って伝えたい」
「報告できてないじゃん」
なんて会話を3月31日にして、じゃあまず日記から書いていこうと密かに決意したのでした。

まず3月31日に遊んだ帰り道に携帯で書こうとしてみるものの、携帯で文章は打ちづらいし、メールに対応していたら書く余裕はない。なにもせずに家についてしまう。

3月31日という日がまず悪い。始めるならちょうど次の日が4月1日。
そういう一年の初めから始めるというのが、なかなか良い区切りになるんじゃないだろうか、と一人心の中で呟く。結局3月31日に書いたのは2行くらい。*1

4月1日。今日から始めたら、エイプリルフールっぽい、とこことの片隅で思う。せっかく書いても曲解されるのはよくない。実によくない。そんなわけで、何も書けずに終わる。
さすがに、寝る前の布団の中で危機感を覚えて、(明日書こう、そうしよう)と、日記に書こうと漠然と考えたネタを考えて、就寝。

そして本日、4月2日、昨日考えたネタはすっかり忘れていて、こんな日記となりました。
4月2日の朝だし、実質4月1日みたいなものだよね。区切りとしてよいよい。それに昨日は休日だったし。

なんにせよ、今年は日記を書こうと思います。…………空きが一週間を超えないくらいで。

*1:結局今日の日記には使ってないしね

動物園

週の途中で急に「動物園行きたい」と思い、この週末に行くことにしていたのでした。動物に会うことが最近ほとんどないし、そのあたりの反作用みたいなものなのかもしれない。


前日にN君が泊まりに来て、帰るのは午後になってからだったので、それに合わせて動物園に行くことにした。土曜日に積極的に出かけるのは久しぶりで、Nくんと別れてから、動物園までわくわくしながら向かった。
上野公園は、都会の中にこんな場所があるのか、という気分になるくらい広いし、自然が残っている。横幅の大きい道を歩いていると大道芸人がジャグリングをしていて、そのあたりで前に来た時の記憶がぼんやりと浮かんできた。
確か大学2年くらいだったような気がする。博物館に行くことにしたはずだった。そこの博物館で誰かが彫刻にいきなり触れた、ということがあった気がする。もう記憶が曖昧だけれど、ずいぶんと昔になってしまったなぁ、と思った。


上野動物園の場所もいまいち思い浮かばずにいたのだけれど、実際に付いてみると見覚えがあった。ただ入ったことあるかはわからない。なにかの機会があったような気はするのだけれど…………
動物園の門についたのが3時半くらい*1で、閉園が5時だったので、少し失敗したな、と思った。その気持ちは見ていくうちにどんどん強くなっていって、最終的にもう一度行くことを検討している。
久しぶりに動物を見ていると、そういう形で動いていること、生きていること自体がなんだかすごいな、と思ってしまう。何分か見ていても飽きないし、そんなのがいくつもあった。今度行く時には、早めに行って、サル山をずっと見学とかしてみたい。動物園の中は、アイアイと幾つかの鳥、とかいろいろ回れないところもあったし、今度はそこも見たい。
一番感動したのはキリンだった。予想以上に大きいし、進化論で話題にでるのもわかるくらいに不自然に首が長かった。あと、ゴリラは安定の面白さだった。バクも意外にかっこ良く、カバはなんだかゴムみたいな皮をしていた。

園内で聞こえた話で一番おもしろかったのは、「キリンさんが好きです。でもしまうまはもっと好きです」「あー、知ってる!」「ゾウでしょ?」という会話をしている女性三人組だった。

動物園の後、歩いて秋葉原に。ブックオフによったりとかして、帰宅。結構な充実具合であったのでした。

*1:家のある駅のブックオフによったり、神社によったりなどしていたから少し遅かった