一年前の私は

ツイッターで「一年前の自分に言ったら嘘乙と言われるようなことを書いていけ」云々というタグを見た。
何か書こうか、とここ一年間を思い返して、ちょっと戸惑う。あまりにいろいろなことがあったので。


そもそも一年前は大学生で、卒業もまだだった。それだけで何か不思議だし、ぜんぜん違うような、そうじゃないような、記憶をたどってみても、ものの見方はそんなに変わっていないけど、先のことなんて全然考えていなかった。
それから今までの間に思ったことを考えていて、就職と一人暮らしの2つが明らかに存在感がある。ただ、予想外の出来事ではなかったのだよね。就職は一応決まっていて、一人暮らしは計画だけはしていた。
ただ、実際にやるのとはだいぶ違っていたけど。


一年前の自分に、まだ働いていて、一人暮らし計画は成った、と告げたら、計画通り、とだけしか思わないのかもしれない。
実際のところ、一年間を過ごしてきた今の自分のほうが、それがどれだけ大変かとか、何をしなければいけないかをわかっている。
実際にやることの大変さを知らないから、一年前の自分では今の自分を評価できないのだ。


一人暮らしはまだ慣れていなくて、ふと現状に違和感を持ったりしてしまう。この違和感は一年後にはどうなっているのだろう、なんてことを思ったりした。