告白の文学

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

このまえ本屋に行ったら平積みで相当あったから売れているのだろうなぁ…。
一章は告白体らしい文で割と普通の面白さ。
でもこの話で重要なのは本当は二章だったような気がするんだよね。もし一章だけだったら普通だけど、二章で別の視点からやることで告白の自分勝手さのようなところが出るような。
けど、その後の章は微妙な出来。二章の女の子のラインとB君の嘘のラインとA君のマザコンのラインを処理すること重視になっていたようで。よくわからないけど付け足したのかな?