読む気が起きない類の本

夕子ちゃんの近道 長嶋有

夕子ちゃんの近道 (講談社文庫)

夕子ちゃんの近道 (講談社文庫)

君の名残を 浅倉卓弥
君の名残を (上) (宝島社文庫 (487))

君の名残を (上) (宝島社文庫 (487))

君の名残を (下) (宝島社文庫 (488))

君の名残を (下) (宝島社文庫 (488))

夕子ちゃんに関しては某O君にまかせておいて。
君の名残をの方ですよ。


数年前に買ったままなぜか読む気が起きず、ようやく読みきったわけですが。これは大嫌い。本を投げつけたくなる感じ。
登場人物をギミックとしてしか使わないんだったら、たとえ文章が上手くて構成が出来て、下調べをしたとしても二流だよ。
自分で考えた設定の上を走らせて、泣かせるように計算してるんだろうけど、それで何がしたい?  よく書けましたねw ってだけだろうが。


二次創作で、オリジナルキャラクターを使って既存の世界観を壊すっていうのを日本の歴史と言う世界でやってみました。みたいな。


とりあえずこれは大嫌い。言葉が過ぎてる部分もあるかとは思うけどね。文章はうまいよ。量産だってできるだろうさ。それにタイトルセンスはある。あと表紙もいい。
だが嫌い。