同世代らしい二人

山田詠美 姫君

姫君 (文春文庫)

姫君 (文春文庫)

なんかみたことあるような絵柄の気がしたけど、その割に話にあってるとも思えない表紙は某スピードの人が書いたのね。あとがきにしか書いてないけど。
外からは受け身に見える方が実はその関係性の中で、コントロールする側に立っているというのは、この前に読んだ松浦理恵子さんの話と合わさる部分があるように思いました。

島田雅彦 夢遊王国のための音楽

夢遊王国のための音楽 (福武文庫)

夢遊王国のための音楽 (福武文庫)

島田雅彦という人がいまいちよくわからない。
名前は知っている。ドラマ化された「自由死刑」の話も知っている。けれど、どういう立ち位置なのかがいまいち掴めない。
時代が違う、という部分はあるのかもしれない。時代特有の部分はなかなか辿れない。
一応検索してみたら、高橋源一郎とどちらが痛いか、とやっていた。なんていうかもう十年くらい上の世代はよく知っているのかな?