茅田砂子はどこにいくのか

ラノベとか軽い本はストレス解消にとてもいいと思いまうのです。

読んだ冊数を数えたのだけど、秘伝と文章王を抜かして、これで98冊目です。なぜ抜かすのかというと、これで百というのはなんともあれだし、ほら秘伝とかって小説じゃないしね。

今ゲン担ぎでパルタイを読んでいるので、これが99冊目。100冊目は熟成させていた覇者と覇者を読もうかと思ってます。というわけでfloolingさん裸者と裸者返してください。放浪息子は姉読み終わったらしいので。




この茅田さんの本はCノベル関係はほぼそろえている。最新の奴とその二個前くらいがないくらい。理由は新しく買うほどではないかなと思い始めたので。
でも中古だと買ってしまう。といってもCノベルスは中古だとあまり出ないけど、市場が狭いせいかね。
新書系のラノベ(と言ってしまっていいのだろうか)は増える傾向にあるから、ファンタジーもこれから増えていくとは思うのだけど。ネット小説とかだとファンタジーが多いし、ネットからの書籍化でファンタジーはたぶん勢力微増してるんじゃないだろうか。余談だけど。


まぁ、茅田砂胡といえばデルフィニア戦記。結構な冊数を重ねたうえに完結しているファンタジーというのはなかなか希少で、というか他にはグインサーガくらいしか知らない。
(理由は、①人気にならないとあまりシリーズ化できない ②長編といっても構想的な問題からだいたい一桁刊で完結する ③そもそもジャンル的に少ない)
題名は戦記だけど、実際はガチの戦記というよりかはやっぱりファンタジーというレベル。
一時期はまって、新書版を探しに近辺のブックオフを廻ったのは良い思い出。正直知名度がどれくらいなのか不明なのだけど(発売されている時、oosatoは年齢がひとケタ台である)、知っている人は知っているという感じだろうか。余談2。


で、その後に書いたのが「スカーレッドウィザード」というスペースオペラ。まぁここらくらいまではいい。
しかし、この後デルフィニア戦記の主人公とスカーレットウィザードの主人公たちの時間軸が混ざるというマジックが発生するのだ。どうしてこうなった!これが暁の天使シリーズである。
で、その流れを引き継ぎ、現在続いているのが、クラッシュブレイズシリーズである。
ちなみに関係ないけど、レーベル違いも合わせると二十年くらいで七十冊弱を出していることになる。かなりのレベルの速筆多筆だ。(ラノベ書きならいけるかもだけど、20年やっている人はまだいないだろうし)余談3。

長々としてしまった。つまりなにを書こうと思っていたかというと、最近パターンが一緒なのだよね。というか誘拐されすぎ失踪しすぎなんだよ。水戸黄門みたいな。
けど、ここまで書いていて思った。自分が考えたキャラクターが認められて、20年(単一キャラクター的には途中書いてない時期はあるにせよ)書き続けられる、書かせてもらえる。それが売れて暮らしていける、というのはそれはそれで幸せなことなのだろう。

レベルがこれ以上下がらないことを望むけれど、実は売れるけど印税的には大したこと無くて、日々の生活がカツカツ。これだけ書いてて生活はギリギリなんてことはないよね? うん。ないよ。ないない。